集中購買と分散購買方式


■購買費用のコスト削減の方法として、集中購買と分散購買があります。

企業が、本社と数ヶ所の工場や事業所からなっている場合、材料や部品などの購入品の購買のやり方を、変更することにより原価に占める材料費を削減することができます。

購買の方法には大きく2つあります。
  1. 集中購買方式
  2. 分散購買方式
です。

集中購買方式とは、本社で集中して必要な購入品(資材)を購買する方式です。

分散購買方式とは、それぞれの工場や事業所で必要とする購入品(資材)を購買する方式です。

集中購買方式と分散購買方式には、次のような特徴がありますので、資材の種類によって購買方式を
決める必要があります。

項目 集中購買方式 分散購買方式
資材の
種類
・高額な資材や発注金額の高い資材。
・共通に使用される資材(規格品、標準品など)
・集中購買により価格や納期が有利になる資材
・輸入資材
・高度な技術的知識を要する試作研究や技術研究の重要資材

などです。
・低額な資材や発注金額の安い資材。
・特注の資材など

左以外のもの
メリット ・価格の取引き条件が有利になります。
・標準化や単純化が推進し易くなります。
・在庫量を減らすことができます。
・輸入品などの複雑な手続きに有利です。
・発注、督促、検査、受入などの購買手続きや業務をまとめて出来ます。
・購買費用の削減ができます。
・購買方針の徹底化が可能になります。
・自主的に購買できます。    
・工場や事業所の特殊な要求が満たされます。
・緊急な需要にも対応できます。
・購買手続きが簡単で短期間にできます。
・生産工程の都合に合わせやすいです。
・購買先が近い場合、運搬費用やサービスが有利になります。
・好意的な関係が築けます。
デメリット ・工場での購買の自主性がなくなります。
・緊急の場合、納期に間に合わない場合があります。
・事業所の在庫状況がわかりにくいです。
・納入日数や運搬費用が増えます。
・本社の方針と違った資材や金額になる場合があります。
・購入単価が高くなる場合があります。
・遠方の仕入先では適材を取得するのが難しくなります。
・製造面のみを考えた購入方法になるので原価意識が低下します。


会社と材料や部品の資材によって選択した方がいいですね。



[↑一番上へ]
[購買管理でコスト削減(ホームへ)]
08:450803