預託購買方式


■簡易購買方式のひとつとしての預託購買方式を説明します。

預託購買方式は、コックシステム(Cock System)とも呼ばれています。

コックシステムとは、水道管の蛇口のコックを開けて必要量だけ入手しようという考えから名づけられました。

預託購買方式は、購買手続きを簡素化し、購買経費を引き下げるための簡易購買方式の1つです。

預託購買方式は、毎月継続するような標準品や自社の標準規格品を購買先から自社の倉庫に、預かり(預託)、 使用すると同時に買い付けをしたとする購買方式です。

預託した在庫は、仕入先の在庫になります。
発注して、出庫した時点で、購入になりますので、支払が発生します。

仕入先は、預託在庫分の余分の在庫を持ちますが、発注する側は、余分な在庫や支払は発生しません。

使用高払方式とも呼ばれています。

この方法に類似したものに、自動販売機方式があります。

倉庫内に 自動販売機を設置し、工具類、ボルト、ナット、消耗品などを入れさせ必要に応じて、チケットを入れて購入する方法です。

これも、預託購買方式の一つです。

大手の、T自動車も預託購買方式と似たようなやり方をしています。

預託在庫ではないですが、T自動車の近くに物流拠点を作って別会社が管理しています。
そこからT自動車の組立ラインにカンバンを使って、1日、何回も納品しています。

部品メーカーは、物流拠点に、不足した在庫を定期的に補充しています。

部品メーカーは、大変ですね。

でも、T自動車は、定期的に将来の生産計画を部品メーカーに提出しています。

平準化された基準生産計画ですね。

これにより、部品メーカーも余分な在庫を持たずに生産することができます。

だから、T自動車は、世界で一番の自動車メーカーになっているのです。

これは、大事ですね。



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10:170710