定期発注方式の計算


■定期発注方式とは、あらかじめ、一定の期間、例えば、週に1回や月に1回のように、発注する間隔(発注間隔)を定めておき、その都度現在の在庫量や需要量に応じて発注量を計算して発注する方式です。

定期発注方式は、需要が変動する場合に適しています。
主として単価の高い材料、部品、製品には有利です。

しかし、適切に需要を予測することが重要です。

  1. 発注量の求め方

    発注量 = 予測期間中の予測需要量 - 発注時の在庫量 + 安全在庫量 - 注文残 - 納入残

    で計算します。

    • 注文残とは、発注しているがまだ入庫していないものです。
    • 納入残とは、受注しているのにまだ未納入のものです。
    • 予測期間とは、発注間隔 + 調達期間です。
    • 調達期間とは、注文を出してから購入、検査などが終わって納入されるまでの期間です。
      リードタイムと呼んでいます。

  2. 安全在庫量の求め方
                               
    安全在庫量 = 安全係数 X 標準偏差 X  発注間隔・調達期間

    • 安全係数
      安全係数とは、在庫切れの確率をどの程度まで許せるかによって決まる係数です。
      標準偏差の倍率を示しています。
      一般的に、品切れ確率が、5%のときの標準偏差、1.65が使用されています。

    • 標準偏差
      標準偏差とはデータのバラツキの度合いです。
      統計量の一つです。

      平均需要量の標準偏差は次のようになります。
               
      標準偏差 = 標準偏差

      で求められます。

      最近では、エクセルで簡単に標準偏差が計算することができます。


MRPやMRP2のシステムは、定期発注方式のやり方を使っています。



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