在庫削減のステップ


■材料や部品の在庫削減の、一般的なステップとしては次のようになります。

  1. 現物棚卸の実施
    まず、現物の棚卸しを行い、材料、部品、仕掛品。製品について、品目別の在庫数を明確に把握することが必要です。

  2. 在庫品を区分します。
    在庫を次の3つに区分します

    • ランニングストック
      必要な在庫です。 
      必要な在庫としては、運転在庫、安全在庫、見越し政策在庫などがあります。
      過剰在庫もこの中に入っていますが不要な在庫です。

    • スリーンピングストック
      眠っている在庫、動いていない在庫です。不要な在庫です。
      流用在庫、長期保管在庫などがあります。

    • デッドストック
      使い物にならない在庫です。
      陳腐化在庫や劣化品在庫があります。
    です。

  3. 在庫のABC分析を行います
    在庫の棚卸金額(又は購入金額)を使用してABC分析をおこないます。
    どの品目が重要なのか、重点的に削減するべきなのか把握します。

  4. 在庫の置場の区分を明確にします。
    スリーピングストックとデッドストックについて、一目で所在がわかるように置場を設けます。

  5. デッドストック、スリーピングストックの処分、削減計画を作成し現品票を添付します。
    デッドストックやスリーピングストック在庫について、黄色や赤色などの伝票を作成して現品に添付します。

    処分や削減計画を作成します。
    実施します。

  6. ランニングストックの在庫削減計画の作成と現品票の添付
    早急に在庫削減を行う場合は、ランニングストックの目標在庫を設定し、目標在庫になるまで生産や調達をストップします。

    在庫削減計画を計画担当者別に作成し実施します

    過剰在庫については、青色などの伝票を添付して目で見て管理することも必要です。
    余分な生産や調達を防ぐことができます。

    MRPやMRP2のシステムの導入やカンバン方式などもを検討すると良いかもしれません。

  7. 社員の在庫削減に対する意識の向上を図ります。
    最後に、在庫削減の方法ではありませんが、在庫管理業務に従事する担当者の在庫削減に対する意識を高めることにより在庫削減を着実に実現していこうとする考え方です。

    在庫管理担当者別に定期的に実際の在庫金額や在庫回転率、在庫日数などの情報を報告させるのもよいかもしれません。

    在庫レベルが増加した場合は、原因や対策も決めた方がいいですね。


あなたの会社に合った在庫削減のやり方を決めて実施しましょう。



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